JOURNAL

gicipiと私のストーリー Vol.3 小林 文(editor)

心地よい肌触りや無駄のない美しいシルエットが特徴のgicipi ___

実際に愛用いただいている方の生の声やコーディネートを取材し、不定期更新でお届け致します

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―Vol.3 “久しぶり”なアンサンブルは辛口に

この春、アンサンブルがじわじわ復活してきています。

そもそも、私が社会人1、2年目くらいのころ全盛期だったアンサンブル。当時は今より働く女性に“カジュアル”が浸透しておらず、ふんわり甘くてコンサバティブな雰囲気がトレンドでもありました。私もアンサンブルにギャザーのたっぷり入ったAラインスカートを合わせたりしていましたっけ。今からはちょっと想像がつかないくらい“かわいい”雰囲気でした。

20代後半になると、もう少しこなれたアイテムやコーディネートがトレンドに。ビッグシルエットなシャツの襟を少し抜いて着る“抜きシャツ”などがそのひとつ。私も長い髪をかきあげながらちょっと背伸びして、大人の女性感を演出していました。

そして、現在35歳。“かわいい”も“背伸び”も乗り越えて、無理せずファッションを楽しめる年齢に。クローゼットの前で「ラクになったな〜」と、しみじみしたりするほどです(笑)。

そんな自分の状況とこの春のトレンドが合致したものだから、うれしくて。アンサンブルに手を伸ばしてみたいな〜と思っていた矢先、gicipiで見つけました。

1.OPALE&GRANATA

ノースリーブ【OPALE】(オパーレ)/各¥5,800(税別)
カーディガン【GRANATA】(グラナータ)/各¥8,800(税別)

スカッとした白とカラリとしたコットン素材が気持ちのいいこちら。

「蜂の巣鹿編み(現地イタリア語ではニド・ダーペ)」という編地で、鹿の子編みに似た凹凸がありますが、それより目が細かくやわらか。ニットとカットソーの間のような風合いです。オーバーシルエットというわけではないのに肌離れがよく、さらっと着られるのは、この素材・編地のおかげ。気温の高低差が激しい春から、エアコンでうっかり体が冷えてしまう夏まで長く着られそうです。

インナーは、詰まった首元に肩先を少し隠すノースリーブ。カーディガンはとことんシンプルなクルーネック。いずれも、首・袖・裾をリブ編みにすることでメリハリもあり。自然にふんわり空気を含み、体の線を拾わない大人にぴったりのシルエットです。

真っ白なアンサンブルには黒デニムを合わせて。シックな色合わせでも、ドライな素材だからこそ、さわやかなモノトーンに。

白Tシャツより少しきちんと感のある白のアンサンブル、気持ちがシャンとして、春にオススメです。

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2. TURCHESE&CORALLO

タンクトップ【TURCHESE】(トゥルケーゼ)/各¥4,300(税別)
カーディガン【CORALLO】(コラーッロ)/各¥8,800(税別)

打って変わって、ぴたぴたリブのアンサンブル。

Vol.1でも書いているとおり、私はリブシリーズからgicipiのファンになったので、こちらのアンサンブルに関しても、もちろんスルーなどできるはずがありません(笑)。

秋冬のリブニット同様、本当に伸びがよく驚くほど窮屈な感じがしない細リブは健在。春夏シリーズとしてのこちらは、コットン100%なのでさらりとしているのも特徴です。

インナーとして着ているタンクトップは、キャミソールの肩紐を太くしたような華奢さが素敵。他ではなかなか見つからない、ヘルシーな肌見せが叶うタンクトップです。

カーディガンはVネック。遠慮した浅いVネックでもなく、いやらしいほど深いVネックでもない。デコルテを最大限に美しく見せてくれる、絶妙な開き。Vネックってなんだか照れくさくて今まであまり得意ではなかった私も、これなら安心して着られそう! とウキウキしています。

どちらも肌の一部のように馴染んでストレスフリー。ボトムにインするのはもちろんスムーズだし、アウトしたときも腰まわりにピタッとおさまるのがうれしい!

チノパンツやローファーといったトラッドなアイテムと合わせると、肩の力の抜けたジェンダーレスなファッションが完成します。

今回紹介したものは、いずれもインナーとカーディガン、単品ずつでも着られます。けれど、やっぱりセットで着るとなお良さが際立ちます。

この春はぜひ、“久しぶり”なアンサンブルにトライして、大人になった自分を楽しんでみませんか?

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【profile】
小林 文/エディター
1985年愛知県名古屋市生まれ。大学卒業後上京し、約5年半、人材系企業に営業職として勤務。28歳でエディターを志し、転身。現在はフリーランスのファッションエディターとして小学館『Oggi』、講談社『mi-mollet』などで活躍中。またアパレルブランドや百貨店との商品開発、トークイベント、コラム執筆も担当。Instagram@kobayashi_bunでは日々リアルなコーディネートを更新中。